不動産投資は決して限られた人だけのものではない。持たざる者からスタートして金銭的自由、時間的自由を手に入れた人のストーリーには枚挙に暇がない。不動産投資には人生を好転させるエネルギーがあるというのは、間違いないことだろう。
だが一方で、取り扱う額が大きくなりがちな分、”一発退場”もあり得るのが不動産の怖いところでもある。小さな失敗はいくらでも経験として成長の糧にしていけばよいが、再起不能となるような大失敗をするわけにはいかない。
そこで今回は、不動産投資失敗の落とし穴を回避するために役立つ書籍『失敗しない不動産投資の法律知識(中央経済社)』を紹介する。
本書の著者は不動産、建設、相続や事業承継を専門領域とする弁護士の山村暢彦氏。自身でも不動産投資の実践経験を持つことから、不動産分野に強い弁護士として投資家からも重用されている。
また健美家コラムニストとしても活動しており、不動産投資にまつわる法律問題についてプロの知見から執筆している。
不動産投資家に消費者保護の法律は適用されない
事業オーナーとしてリスクやトラブルへの心構えを
不動産投資は言い換えれば不動産賃貸業である。投資的側面もあるが、あくまで
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健美家編集部(協力:
(たまあらい))