不動産投資を始めた理由として、「給料を上回る家賃収入を得て、いずれは会社員生活をセミリタイアしたいから」と答える人たちが、増えている。
かつて富裕層たちの「資産運用」の手法であった不動産投資は、いつしかサラリーマンたちに、「会社員以外の人生という選択肢」を与えてくれる「夢を叶えるツール」の一つとなったのだ。
一方で、その目標を達成し、念願のセミリタイアを果たしたにもかかわらず、何年もしないうちに、また元の会社員生活に戻る人たちも少なくない。
平日の昼間に相手をしてくれる友人がいなくてヒマ・・・。ゴルフも旅行も飽きた・・・。消費するだけの生活にやりがいを見出せない・・・。セミタイア生活に見切りをつけた人たちは、そんな理由をあげることが多いようだ。
しかし、セミリタイア後の人生を楽しみつつ、次なるチャレンジにも成功しているという不動産投資家ももちろん、多数存在する。その中のひとりが、「四国のうっちゃん」というニックネームで知られる内海芳美さん。この本の著者である。
内海さんは、23年前に元自宅の区分マンションを賃貸に出したのを機に、不動産投資に開眼。「夫の収入だけで生活し、自分の収入は全部貯金」しな
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