神楽坂の狭小地を活用した、5階建ての賃貸マンションがある。各戸異なる、個性が際立つデザインで相場より高い家賃でも1ヶ月で満室に。手掛けているのは一級建築士事務所 コバヤシ401.Design roomの小林進一氏だ。
小林氏は個人住宅のほかに年間7~8棟の賃貸住宅の建築を手掛けている。神楽坂の物件のオーナーは、この物件を皮切りに20棟ほどの投資用物件を小林氏と手掛けている。
ほかにも小林氏のクライアントにはリピーターが多い。そこまで投資意欲をかき立てる魅力はどこにあるのか? 魅力ある賃貸住宅を建てるポイントを小林氏に聞いた。
優位性を保てるものを創り、投資効率を上げる
土地や建築費が上がり、賃貸住宅を建てたくても建てられない投資家が多いと思いきや、「今は逆に依頼が増えている」という小林氏。これまで多くの人を魅了する賃貸住宅を手掛けてきた。
賃貸住宅を建てるうえで、こだわるべきポイントは?
「どこか少しでもいいので、ニッチな層を掴む魅力を持たせること。神楽坂の物件も、他とは違う優位
...この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる