定期的に競売セミナーを開催し、日々、競売の相談を受けているドクターKである。今回、競売で公開されていた戸建の競売事例をご紹介する。
現在、競売市場は、コロナウイルスの影響により、裁判所からの公開件数が減少している。
世間では住宅ローンが返済できない、融資が返済できないなどの事象が発生しているため、今後、物件が競売市場に流れる可能性もある。
但し、直ぐに競売市場に物件が流れることはなく、金融機関などの債権者から裁判所に競売の申出がされてから、公開されるまでに半年ぐらいかかる。そのため、コロナウイルスの影響を受けて、競売市場に流れてくる時期は、今年の冬ぐらいだろう。
今後、競売物件にチャレンジする方がいたら、この辺りの時期感も押さえて頂けたらと思う。
紹介する物件は、地方の戸建ての賃貸物件である。裁判所から公開された資料は既に賃貸中であり、落札後も賃貸継続できれば、利回り14%である。
この物件のポイントは、建物が築12年であり、注文住宅で建てられている。その建物の特徴は、リビングの天井は吹き抜けになり、開放感がある。また、リビングには暖炉もある。このように特徴的な建物は、気に入る方がいるので、もし賃
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