古い物件を購入すると「解体費が高いのでは?」「業者さんの探し方がわからない」という人も多いのでは?
完成形がイメージできるリフォームとは異なり、壊すだけの解体にはこだわるポイントが見出だせないと思う人もいるのではないだろうか。比較検討がしにくいがゆえに、「安ければいい」「どの会社に頼んでも同じ」と誤解されがちだが、解体業者の選び方ひとつで、初期費用を抑えることもできるし、逆に思わぬトラブルに見舞われることもあるのだ。
今回は、約9,000件の工事契約実績を持つ解体工事一括見積サービス「くらそうね」を運営する「株式会社クラッソーネ」の代表取締役CEO、川口哲平さんに、解体業者の選び方や費用の抑え方を指南してもらう。
解体業に参入する企業が増える一方
まだ整備途上にある状態

「国土交通省や都道府県下の許可のもと、解体工事をできる会社は全国に約60,000社あります。一方で、解体工事業を本業としている会社はその4分の1程度というのが実情。事業拡大を視野に、リフォーム業や不動産業の傍らで解体工事業の許可を取っている場合が多く、業界としても整備途
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