不動産投資家にとって、いわゆる゛良い物件゛を手に入れることは、投資の成功には欠かせない。物件選択について、初動の段階で間違うと、後々の大きな損失につながりかねない。特に不動産投資の初心者は、戸惑うことは少なくないだろう。
ベテランの投資家であれば、投資家同士のネットワークや不動産会社との付き合いも深くなり、優良な物件を入手できる機会も増えてくる。
実際、「欲しい物件の条件を伝えておくと不動産会社から携帯電話に連絡が真っ先に入ってくることになっている」と複数の物件を運用する投資家たちは証言している。
そこで気になるのが、不動産会社に好かれる投資家、好まれる投資家とはどういうタイプなのかである。結論から言うと、購入の意志をはっきりと持っている人である。
野村不動産アーバンネットソリューション営業二部の宮澤副部長は、「ホワンとしている人だと不動産会社の営業マンの食指は動かず、物件の提案がしづらくなるだろう。
投資物件を探しているのだけれども、その目的がはっきりしていない、何のために不動産投資をするのかが伝わってこない人。つまり『良い物件が出たら買うよ!』といった曖昧な表現になると反応、提案がしづらい」
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