サラリーマンが不動産投資家としてデビューするきっかけは人それぞれだ。そして成功するまでの道のりもそう簡単ではない。
精神力と耐力&体力が求められるもので、簡単に不労所得を手に入れたいと思っていると失敗する人がほとんど。不動産投資と言えば、都市部で駅近の区分ワンルームをローンを組んで手に入れるが、思うような収益を得られず、負債だけががかさんで撤退に追い込まれる人も多い。
しかし、不動産のプロでなければ成功しないというわけでもない。実際、不動産投資に全く興味がなかった人でも成功者はいる。今回取材に応じてくれた個人投資家は、そんな1人だ。
都内の会社で働く40代働き盛りの鈴木一郎さん(仮名)。区分ワンルームというありがちな手法で資産形成のスタートを切った。2017年11月現在、一棟アパート14棟、一棟マンション1棟、戸建て住宅4棟、区分マンション1戸の計83室を運用している。

彼の年間の家賃収入は6300万円、税控除前の年間キャッシュフローは3360万円に達する。物件取得価格ベースの総資産は6億2000万円に上り、残債を引いた純資産額は1億7000万
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