現地調査に行った時には当然だが、地域の危険度もチェックしておこう。そのための、最低限のノウハウを知っておきたい。
まずは標高表示を確認
まず、現地に到着したら、その場所及び周辺の標高を確認しよう。都内の場合、地下鉄駅の出入り口には標高表示が掲出されるようになっており、それを見ればその土地の高低は一目瞭然。

地下鉄を降りて出入り口の海抜表示がゼロm以下の場合はもちろん、海抜5m以下の場合にも水害の危険がある。
都営地下鉄は海抜10m以下の出入り口がある駅について掲示板を設置している。表示があったら注意したい。
また、首都圏以外でも海や川沿いなどで津波、洪水の危険のある地域では街中の電柱その他にその場所の標高表示があるので、そうしたモノを見かけたら必ずチェック。危険があることを認識しよう。
もうひとつ、駅周辺の土地は高かったとしても、目的地が窪地という場合には浸水の危険がある。その場合には歩いて見るだけではなく、地図上で目的地の四方の標高をチェックしてみたい。スマホで見られる地図としては標高が分かりやすいとい
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