全国古家再生推進協議会の空き家築古戸建て再生投資をご紹介する連載3回目は全国でも有数の高収益が期待できる関西圏の古家事情がテーマ。
地域によって投資額は異なるが、関西圏のうちでも全古協が扱っている地域では長屋、小規模戸建てが多く、その分、物件価格、改修費用が共に比較的安価に済む。それが結果的に高収益に繋がるのだとか。関西空き家ツアーの様子から状況をお伝えしよう。
関西なら総投資額500~600万円が中心
参加したのは全国古家再生推進協議会(全古協)の第82回目となる東大阪エリアでの古家物件ツアー。集合も解散も東大阪市内なのだが、この日見学した空き家は東大阪市のお隣八尾市、大東市にある4軒で、改修中を見学したのが東大阪市内の物件。
全古協の認定古家再生士Rである西尾太一氏によると大阪府内でも大阪市内はもちろん、吹田市、高槻市、箕面市は土地値が高いため、投資には向いておらず、狙い目となるのは枚方市、寝屋川市、四条畷市、大東市、東大阪市、八尾市など京都府、奈良県に近い、大阪府の東部。
さらにそれより南の松原市、羽曳野市、阪和エリアで泉佐野市、
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