一般的なサラリーマンは不動産投資に興味を持っていても、その一歩を踏み出すことができない。しかし、不動産に限らず株やコモディティーなどの投資セミナーを開催すれば、老後の年金に期待できない若年層で満席になるという現象もまた現実だ。
不動産投資に関しては、マンションや商業ビルなどに一棟購入できるような人はほんの一握りにすぎない。
となれば、実現しやすいのは区分マンション投資である。その区分投資に特化して成功している大家が存在する。
「中古マンション投資の極意」や「中古ワンルームマンション投資。秘訣」など不動産投資関連の書籍を複数出版している芦沢晃氏は現在、60室・58棟を所有している。
稼働率は100%だ。退去があっても大概は数週間から3カ月以内で新しい入居者を誘致できている。大家専業でリーシングも自分で行っている。
分散投資はリスクを軽減する
区分投資の運用術について聞いてみると、マンション1棟で複数室を持たないで、原則1室にしている。同じマンションに複数戸を持たないのは、建物の老朽化リスクなどを分散できるからだ。
東京は目黒区や品川区、世田谷区、太田区、神奈川で川崎市や横浜市などに分散している。1棟だ
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