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家主も知識を入れるべし! 犯罪がらみの転貸借が急増中!【太田垣章子のトラブル解決!】

賃貸経営/トラブル ニュース

2022/02/17 配信

最近の家賃滞納案件で、『特に多くなった』と感じるのは、名板貸しだ。要は転貸の案件。契約者と入居者が違うというケースである。この転貸になっている状態には、何パターンかある。居住用で代表的なものは、次のふたつだろう。

影武者入稿よう

1 最初からB名義で借りてAが住む
2 Aが契約者でAが住んでいたが、途中からBが加わりAが出て行った

外国人に多いの2のパターン。1は犯罪系が多い。犯罪系は他のトラブルに発展する可能性も高く、物件の価値を守るためにもなんとしても避けたい事案だ。

そもそも転貸は、家主側にとってなぜ厄介なのか。

例えば入居者Aが滞納を始めたとする。家主側は最終的には、入居者Aを相手に明渡訴訟を提起し、勝訴判決をもらってAに対して強制執行をする。Aは部屋に入ることもできなくなり、家主側は新たな入居者に部屋を貸すことで、収益を改善化することができる。

ところがAに対して起した訴訟に対する判決は、Aに退去しろというもので、A以外の者を退去させることができない。それが勝手に占有している者であってもだ。

そのため訴訟を提起するときには、誰を相手方にするのかというポイントが重要になってくる。契約者がAであっても、いま部

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執筆:太田垣章子(おおたがきあやこ)

太田垣章子

■ 主な経歴

OAG司法書士法人 代表
平成14年から主に家主側の訴訟代理人として、悪質賃借人の追い出しを延2,000件以上解決してきた賃貸トラブルのエキスパート。徹底した現場主義で、早期解決のためにトラブルある物件には必ず足を運んできた。現場で鍛えられた着眼点から、賃貸トラブルの解決を導く救世主でもある。

■ 主な著書

  • 「家賃滞納という貧困」(ポプラ社)
  • 「賃貸トラブルを防ぐ・解決する安心ガイド」(日本実業出版社)など

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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