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入居者サービスで導入も?コロナ禍でニーズ高まる心身の安定 瞑想ルームや魅力の禅・瞑想アプリが注目

賃貸経営/商品・サービス ニュース

2022/01/30 配信

場所や時間にとらわれず坐禅を組んで瞑想。両足院の伊藤東凌副住職。
場所や時間にとらわれず坐禅を組んで瞑想。両足院の伊藤東凌副住職。

コロナ禍で増えるストレス
瞑想で不眠解消や心身の安定

コロナの感染拡大への不安や生活変化でいろいろとストレスが溜まり、不眠を訴える人が増えているという。

「コロナ不眠」なる言葉も生まれ、2021年秋の報道では、20〜60代男女500人を対象とした調査で約3割の人が眠りが浅くなったと訴えていた(日テレNEWS24「きょうコレ」より。調査提供ニチバン)。その影響で寝具メーカーの売り上げは好調と聞く。

そんな中「心身が安定する場」というのが注目を浴びている。たとえば、三菱地所が新規事業として始めた「Medicha (メディーチャ)」は、香りや音、瞑想に煎茶文化も融合させたメディテーションスタジオを2019年に南青山にオープン。

真っ白な部屋と対照的な暗い部屋、香りや呼吸に集中する部屋でメディテーションを体験することで、心身ともにリラックスして、ストレス解消や集中力や創造力の向上をはかれるというもの。80分で1回12,000円だが「自分に余白をつくる贅沢な時間がつくれる」と、多忙な若い世代を中心に人気だ。

ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツが2022年4月に京都でオープンさせるホテル「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 京都」でもウェルネスエリアに設けるメディテーションルームが大きなポイント。

Medichaが監修し、ミストに包まれた真っ白な「blank」とほのかな灯りがゆらぐ中でお茶を楽しむ「tea」という二つの空間を設けるという。メディテーションの空間があるということが付加価値になっているのだ。

「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 京都」のメディテーションルーム「blank」のイメージ
「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 京都」のメディテーションルーム「blank」のイメージ

家でととのう禅・瞑想アプリが
8万フォロワーの大注目

また、音声ガイドアプリを利用して、こうした付加価値を生み出しているのが、日本橋や京都などでアートホテルを展開する「BnA HOTEL」。

アメニティの一つとして、アートと連動する音声ガイドアプリ「ON THE TRIP」を導入して、心身の快適さを高める空間づくりをしている。この「ON THE TRIP」の開発者である成瀬勇輝氏があらたに創業した注目の禅・瞑想アプリ「InTrip」は、インスタグラムを開設してわずか1年間で8万フォロワーを獲得。家にいて”ととのう”ことへのニーズの高さが伺える。

臨済宗建仁寺両足院の伊藤東凌副住職は、両足院で坐禅や写経の指導も行う。
臨済宗建仁寺両足院の伊藤東凌副住職は、両足院で坐禅や写経の指導も行う。

禅・瞑想アプリInTripは、坐禅体験のできる京都の名刹、建仁寺の塔頭である両足院の伊藤東凌副住職がナビゲーターを務める。

やはり発端はコロナで、成瀬氏は開発のきっかけを「お寺に人が来なくなり、いろんな規制もあって坐禅を直接教えるのが難しい中、日常の中で坐禅を取り入れてほしいという伊藤副住職の思いを受けて、2020年に禅・瞑想アプリ『InTrip』をリリースした」と語る。

コンテンツは、伊藤副住職との対話のなかで出てきた、家にいながらできる”内面に旅して、自分がととのう”ノウハウが集められている。

「たとえば、靴をきちんと揃えてみようとかテーブルに置くカップのロゴの向きを決めるとか箸の向きを揃えるとか。そんな些細なことををととのえることで、自分がととのっていくというのを実感できる」という。

InTripのインスタグラムには毎日取り組みたくなるような禅や瞑想のテーマが並ぶ。
InTripのインスタグラムには毎日取り組みたくなるような禅や瞑想のテーマが並ぶ。

InTripには、そうした自分をととのえる一日一禅や瞑想音楽などのコンテンツが100以上ある。無料版で使えるコンテンツは5回のみで、それ以上は月額980円の課金になる。

また、瞑想をしてから睡眠に入るオリジナルプログラムも課金版のInTrip プレミアムでないと見れない。その日にあったいいことを思い出して「ご機嫌ログ」を書いてから瞑想をして眠りに入るもので、応用神経科学の日本におけるパイオニアで、AI技術も駆使した特許を数多く持つ神経科学者の青砥瑞人氏が監修している。

成瀬氏(右)はかつて学んだ米国で精神的充足に目を向ける需要が伸び、瞑想が注目を集めていることを実感したという。
成瀬氏(右)はかつて学んだ米国で精神的充足に目を向ける需要が伸び、瞑想が注目を集めていることを実感したという。

「入居者のスマホにアプリを導入してもらい、課金部分を事業者が負担。毎日、家にいながら自分をととのえる提案や眠りのプログラムを受けることで、入居者がととのう住まいを提供するというのは可能があるのでは」と語る成瀬氏。

InTripが配信するのは、日常的な暮らしにちょっとしたテクニックと習慣で新しい視点を持てるようにするコンテンツだが、自分でやり始めるのは難しく、毎日配信が来ることに意味があるのだという。

ストレスの多い昨今、ホテルやアプリで注目されている瞑想や心身を安定させる「ととのう」ための仕組みは、魅力づくりの可能性を秘めている。

文/小野アムスデン道子(おの あむすでんみちこ)

執筆:小野アムスデン道子(おのあむすでんみちこ)

小野アムスデン道子

■ 主な経歴

元リクルート週刊住宅情報関西版編集長。
月刊ハウジング編集長を経て、メディアファクトリーにて、世界的なガイドブック「ロンリープラネット日本語版」の編集に携わったことから観光ジャーナリストに。
東京とオレゴン州ポートランドのデュアルライフと世界中を巡る取材で旅を基軸にしたライフスタイルについて執筆。国内外で物件運用中。
Own media【W LIFE】で40代からの豊かな暮らし方を発信。

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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