江ノ電稲村ケ崎駅から見えるほどの距離に土間アトリエのあるメゾネットの長屋が新築された。各戸間を広くとったゆったりした作りは周囲からもひときわ目立つ。相場に合わせて地元の人を呼ぶのではなく、東京から人を呼べる質を意識したという物件を見学させていただいた。
賃料を最大化、長く住んでもらうことを目指した
LANIKAI VILLAGE INAMURAは江ノ電稲村ケ崎駅のすぐ近く、江ノ電線路沿いに立地している。元々は一戸建てが建っており、しばらく駐車場になっていたが、それが売却され、購入した人が賃貸住宅を建設した。
第一種低層住居専用地域が中心の、規制のある土地であることもあり、590㎡という広さに木造2階建ての住戸が5戸。かなり贅沢な造りである。
「当初、土地の売主はハウスメーカー施工による、ごく一般的なプランを買主に提案したのですが、それでは面白くないというオーナーからの意見があり、地元に強い不動産会社・丸山アーバンに相談、そこから話が来ました」と設計監理に当たった一級建築
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