最期まで暮らせる賃貸住宅。そんなサービスを持つ賃貸住宅「かんご庵」が大阪市東淀川区に誕生した。事業を行うのは「よどきり医療と介護のまちづくり株式会社」。
訪問看護ステーションやケアプランセンターを併設し医療ニーズの高い人が住まう場所として、重度患者対応から看取りまで総合的なケアを提供する。
事業者の社名にある「よどきり」にピンときた人もいるかもしれないが、この事業を発案したのは「よどきり」こと淀川キリスト教病院で、東淀川区の上新庄・淡路地区を中心とした「地域包括ケアのまちづくり」の一環としてスタートしたものだ。
当初は同院が主体だったが、機動力を持って展開させるため別会社を設立し同院から独立した事業としているそうだ。
「かんご庵」は「おおむね30分以内に必要なサービスが提供される日常生活圏域」(具体的には中学校区を単位として想定したもの)での地域包括ケアシステムの中心的な役割を果たす位置付け。
介護が必要になった場合は「よどきり訪問看護ステーション」「よどきりケアプランセンター」、病気になった場合は「淀川キリスト教病院」のバックアップ、といった体制が整っている。
また、いつまでも元気に暮らせるよう
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