順調な経営、安定した収益を上げて行くためにはどんな会社に管理を委託するか、どんな不動産会社に客付けを依頼するかが大事。チェックするべきポイントは複数あるのだが、ここでは簡単に、そのポイントを伝授しよう。教えていただくのは自らも大家で管理会社も経営する渡辺よしゆき氏。
●管理料は3%、5%、7%が一般的
まず気になるのは管理料。一般的には賃料の5%という設定が多いようだが、場所、規模、周辺の家賃相場、管理やサービスの内容などによっては3%、7%というケースもある。数字だけで見ると、7%より5%のほうがお得と思う人もいるかもしれないが、その辺りは数字だけで判断しないようにしたい。
「一般的には客付け、契約、集金、退去時の立会い、敷金精算、修繕手配までの一式で5%という会社が多く、清掃は会社によって入っていたり、入っていなかったり。清掃や建物の維持管理などについては、内容、頻度など具体的な中身を確認しないと高いか安いかは一概には言えません」
「最近、都内の管理会社では価格競争が始まっており、大幅な値引きをにおわすような会社もあるようです。しかし、安かろう、悪かろうでは物件を維持できない。複数社の見積
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