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高くても借りたいと思わせる部屋の作り方

賃貸経営/空室対策 ニュース

健美家不動産投資ニュース

一般にデザイナーズというと、室内の新奇さを売りにした物件をイメージするが、それだけではやっていけない時代である。賃料に見合った立地、質が伴わないと、見た目だけでは決まりにくくなっているのである。

外観
個性的な外観。煉瓦とバルコニーの組み合わせで室内の印象も変わる

そんな中、竣工後すぐから好調な物件がある。赤坂6丁目の角地に建つ赤坂ブリックレジデンスだ。六本木ミッドタウン、赤坂サカスまで徒歩7分という足回りの利便性に加え、とんがってはいないが、よく考えられた室内、設備の質から選ばれていると思われる。竣工後の見学会で見てきたポイントをご紹介しよう。

煉瓦アップ
細長い煉瓦を積み上げてある。穴は最初から開いているもの

一般的なデザイナーズのイメージに多少なりとも合致しているのは外観。瀬戸で作られた煉瓦とダークグレイのバルコニーが交互に配され、ぱっと見ると市松模様のようで、ひときわ目立っている。

建物の所有者であるアトリウムから建築家木下昌大さんへの注文は「外観で魅力をアピールできる建物」ということだったそうで、それに応えた形がこれというわけだ。

煉瓦の雰囲気
室内から煉瓦部分を見たところ。圧迫感はなく、光も入る

単に見た目が面白いだけでなく、外からの視線は遮るものの、室内からの視線は遮らないため、室内が実際より広く感じられると言う効果がある。

室内の風景
煉瓦越しに入る光が室内に市松模様を描き、印象的

また、時間帯によっては煉瓦越しに光が入り、床にきれいな市松模様の陰影ができるなど、室内のアクセントにもなっている。

間取りは40〜42u弱の1LDKで賃料は18万円から20万円ちょっと。外観に比べると室内は一見地味だが、よくよく見ていくと非常によく使い勝手を考えて作られていることが分かる。たとえば、間取り図からは分からないが、利用できる場所には細かく収納を用意してあり、マルチメディアコンセントも含め、コンセントの数も多い。

コンセント
室内のどこにいてもPCその他が使えるよう、あちこちにコンセントが。壁面にはピクチャーレールも

キッチンはガス3口に食器洗浄乾燥機付きと、単身あるいは2人暮らしにしては高スペック。ピクチャーレールや備え付けの照明など空間の贅沢さに資する設備も備えられており、ごく細かいところではスイッチプレートのデザインなどにもこだわりが見てとれる。

キッチン
単身者向けと考えると、オーバースペックともいえるほど充実したキッチン

こうした諸条件のためだろう、竣工後最初の3連休で27室のうち、7室に申し込みがあったとか。この金額でも納得できる仕上がりになっている証左だろう。

照明
作りつけの照明。こうしたものがひとつあるだけで、印象は大きく異なる

ところで、この物件を見学して2014年にファッション業界で話題になった『Normcore』と言葉を思い出した。これは、norm(normalの略)、coreを組み合わせた造語で日本語にすると「究極の普通」。

流行の先端を走るのではなく、ごく普通の、でも、その人らしいファッションを指すようで、ある程度おしゃれをしてきた人でないと難しいとも。ファッションから発した言葉だが、昨今は意識の高い飲食業の人たちも気にする言葉となっている。

リビング
一見ごく普通のリビング。間取りとしてはリビング、水回りを広めに、寝室をコンパクトに作られているそうだ

これを住宅にも置き換えることは可能なのだとこの物件を見て思ったのである。今の若い、高額な家賃を払えるような人たちは海外経験もあり、日本の住宅以外の住空間を見ていることも多い。とすると、それなりの質でなければ高額を払う気にはなるまい。

スイッチプレート
個人的に気に入ったスイッチプレート。マットな質感が珍しい

バブルの頃の高額物件は蛇口に24金を貼るなど、無駄に贅沢な素材を使えば満足してもらえたが、今後はそうはいかない。もちろん、当時のように予算がかけられる状態ではなく、その中でどれだけ質の高い物件を作るか。その意味では参考になる物件だった。

健美家編集部(協力・中川寛子)
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