最少の手数で最大の効果を狙う!
築古物件の強みを活かす差別化戦略

築古物件選びは欠点を探すネガティブチェックになりがちであり、改修も古いところを直す方向で考えがちだ。
もちろん、致命的な欠陥は避けるべきである。しかしながら、新築のように改修すれば客付けできるほど単純な市況ではないし、築古ならではの魅力を損ねるのは、とてももったいないことだ。
そこで、築古賃貸物件の改修アイディアを軸に、空室対策や不動産活用を実現するためのプラットフォームサービス「モクチンレシピ」を展開しているNPO法人CHAr代表の連勇太朗さんに、築古物件ならではの風合いを活かし、差別化した物件をつくるためのヒントを聞いた。
「子育てでは欠点ばかり探していると、才能が伸び悩むと言われています。反対に良いところを見つけて伸ばすと、才能を発揮しますよね。これは築古物件も同じです。
物件の欠点を直すという発想ではなく、すでに備えている魅力を引き出す工夫をすれば差別化につながります」と連(むらじ)さんは話す。

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