手先の器用さに自信のない人でもカンタンに、コスパ良くできるDIYリフォームの技術を伝える「不動産投資初心者のためのDIYリペア講座」シリーズ。
第5回目は「木部の補修(リペア)」をテーマにお届けする。中古物件を買って空室リフォームをする際、また退去後の部屋の原状回復をする際、あなたは室内をすみずみまで見渡して、木でできた柱、建具やフローリングの床などにひっかきキズ、こすれキズ、凹みキズや割れ・剥がれキズなど大小さまざまなキズを見つけることだろう。
ひとつひとつは些細なキズでも、放置すればそこから汚れや痛みが広がっていくし、そうしたキズがあちこちにあれば部屋全体の雰囲気もなんとなく古っぽさを感じさせる印象になってしまう。よって、キズは浅いうちに手を打つべし、である。
早めに対処すれば、わざわざ建具の交換やフローリングの張り替えといったコストのかかるリフォームをするまでもなく、低コストで行える簡単な補修(リペア)でほとんど元通りになることも多い。
まさに、補修はDIYリフォームの基礎スキルとも言える。塗るにも貼るにも、まずは施工部分の補修から始まるからだ。補修が上手にできれば、その後の施工の仕上が
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