2022年11月20日(日)、昨年、国家資格となり注目を集めている賃貸不動産経営管理士試験が実施された。
令和3年度までは右肩上がりで受験者が増加しており、今年度についても増加が予想される。
この資格は賃貸住宅の管理に関する知識・技能・倫理観を持った専門家となるための資格であり、不動産経営を実際に行う大家のための資格ではない。
しかし、本資格取得のために得られる知識は大家業に非常に役立つ、という話を耳にした方も多いだろう。
はたして、この資格にチャレンジすることで具体的にどのような知識が得られるのだろうか。
賃貸不動産管理士試験の公式テキストは、「賃貸不動産管理の知識と実務」であり、全1,094頁から構成される難易度の高いものである。
実際に賃貸住宅管理業に従事する不動産会社の社員であれば、この本を手に取り学習を進めることが可能かと思うが、実務経験がなく知識の浅い普通の大家が、いきなりこの本を読み進めていくことは困難だろう。
そこで、ここでは資格予備校のTACが出版している「みんなが欲しかった! 賃貸不動産経営管理士の
...この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる