訪日外国人の急増を受け宿泊施設の確保が急務となっている中で、宿泊業界でもリノベーションによって対応する。ホテルの新規開発に比べてコスト的に割安で竣工までの工期が短いことで期待が集まっている。
リノベーションのリビタ(東京都渋谷区)がプロデュースする「LYURO 東京清澄―THE SHARE HOTELS―(リュウロ 東京清澄ザ・シェア・ホテルズ)」は、民泊新法の全国解禁を見据えて築28年のオフィスビルを転用し、隅田川沿いの水辺に3月30日に開業する。
江東区清澄白河、下町風情とアートギャラリーやショップ、こだわりのコーヒースタンドやワイン醸造所など新旧の文化が混ざるエリアに誕生する。半蔵門線の水天宮前駅と大江戸線の清澄白河駅の双方から歩いて10分。規模は鉄骨造6階建て延べ1589㎡。1988年11月竣工のビルを102人収容のホテルに用途変更した。客室タイプはドミトリー30ベッドと、定員2~4人の個室タイプ4種類・23室をそろえた。リバービューの個室(18室)には川が臨めるバスルームを設置した。ドミトリーは、部屋ごとに貸し切りも可能なことで、一人旅からグループまで対応でき、女性専用も用意する
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