
新宿駅から歩いて10分。75坪の広大な土地に建つ3階建ての賃貸併用住宅の改装現場を見てきた。
延床建物面積は300u。住宅ローンで購入するためにはその半分を住戸にする必要があり、もともとは160uが住宅、140uが6戸の賃貸住宅となっていた。
6戸の内訳は1階に4戸、2階に2戸で、専有面積は20u強。購入したビーフンデザインの進藤強氏によると「26年前には10万円ほどの賃料が取れていたようですが、以降、原状回復は行われていたものの、改装などはされておらず、直近では7万から7.5万円ほどに下落していました」。
だが、建物自体は大手メーカーによる鉄骨造で、10年ごとに外壁塗装、屋上防水などがやり直されており、躯体はしっかりしている。どう活用するか。建替えも含め、3戸の建売にする、木造3階建ての長屋、RC3階建て共同住宅、シェアハウス、宿泊施設などといろいろ考えた結果、2段階にわけて改修、賃貸プラス宿泊として使っていくこと
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