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住宅地入口の新しい使い方。穴場な立地「東大前」駅に誕生した築74年の複合施設「LOG inn Tokyo」が人気

賃貸経営/リノベ ニュース

2020/04/13 配信

手前がショップ、左奥がコーヒースタンド、奥の左側がコワーキングスペースとなっている
手前がショップ、左奥がコーヒースタンド、奥の左側がコワーキングスペースとなっている

2020年2月末に東京メトロ南北線東大前駅から歩いて5分、大学、学校と寺、住宅のイメージしかない閑静なまちの一画にシェアオフィス、コーヒースタンド、ショップ、コワーキングからなる複合施設「LOG inn Tokyo」(以下、LOG)が誕生した。

東大前駅(文京区向丘)は西に都営三田線、東に東京メトロ千代田線、南に東京メトロ丸の内線、総武線、北に山手線に囲まれた中にあり、特に都営三田線白山駅、千代田線根津駅との間は数百mほど。非常に便利でありながら、あまり知られていない地域である。

煉瓦の外壁が目立つ。上を見ると下宿屋だった当時がしのばれる
煉瓦の外壁が目立つ。上を見ると下宿屋だった当時がしのばれる

さらにLOGが立地するのは本郷通りから少し入った場所。低層の住宅が並ぶ地域で、建物は元々中華料理店だったもの。1946年築というから築74年。レトロな煉瓦壁が印象的な外観の2階建てで、2階はかつては学生向けの下宿として使われていたという。

こひつじ商事のふじたつよし氏。同社では多数のシェアハウスを運営している
こひつじ商事のふじたつよし氏。同社では多数のシェアハウスを運営しており、いずれも満室。ノウハウが蓄積されている

それを2019年から時間をかけてこひつじ商事がリノベーション。2020年2月末に内覧会が行われた。

順に見ていこう。まず、1階は大きく4分割されている。公道側を入ったところはショップ「U-Life」、その左手にコーヒースタンド「Rural Coffee」があり、奥に進むと右手にミーティングスペース、左手がコワーキングスペースである。

コワーキングスペース。内覧会時にはここでコーヒーのサービスが行われていた
コワーキングスペース。内覧会時にはここでコーヒーのサービスが行われていた

手前のショップとコーヒースタンドの間はスタンドのカウンターで仕切られており、奥への通路は段差で空間が仕切られている。ミーティングスペースとコワーキングの間も同様に明確な壁、ドアがあるわけではなく、全体は緩く区切られているという感じ。無駄に壁や扉を作らずに使っているわけである。

こちらはその反対側のイベントスペース。お金を掛けずに、でもセンス良く作られていることが分かる
こちらはその反対側のイベントスペース。お金を掛けずに、でもセンス良く作られていることが分かる

また、1階の奥にはトイレとシャワールームも。店舗やオフィスで利用している人に「シャワー?」と思われるかもしれないが、これは基本的には2階のシェアオフィス利用者のためのもの。

1階の一番奥にあるシャワールーム、トイレへの廊下部分
1階の一番奥にあるシャワールーム、トイレへの廊下部分

2階には9〜11uほどの、かつての下宿の部屋を利用した4室のシェアオフィスがあり、ここの利用者が仕事で遅くなった時などに使えるようにというのが1階のシャワーなのである。

シェアオフィスの内部。床以外はほとんどそのままの状態
シェアオフィスの内部。床以外はほとんどそのままの状態

シェアオフィスは元々の部屋の床を変え、ミニキッチンを設置した程度でほぼそのままに利用しており、それでも内覧会時には4室のうち、2室が埋まっていたほか、1室も申し込みが入っていた状態。認知度は低くても便利な場所である、知っている人は知っているという感じだろうか。

室内にはキッチンと収納があり、エアコンも
室内にはキッチンと収納があり、エアコンも

また、シェアオフィスの室内はDIY可となっており、詳細は管理会社に相談となっているが、自分たちの使いたいような空間にすることができる。

賃料は現在空いている4号室(11.34u)の場合で6万円。これに電気、ガス、水道、インターネット使用料が含まれた共益費1万5000円である。2〜3人くらいの会社であれば十分な広さはあり、かつ階下を打ち合わせ、会議等に使えると考えると使い勝手は良さそうである。

面白かったのはいかにも今風の複合施設ながら、老若を問わず、ご近所の人が入れ替わり立ち代わり訪れていたこと。空き家になってから10年近くと、けっこう時間が経ってしまった建物だが、長らく地元で愛されて来た店だったのだろう、気にしている人たちが多かったのだ。

古い家具などを使い、雰囲気のあるコーヒースタンド部分
古い家具などを使い、雰囲気のあるコーヒースタンド部分

また、1階の手前にショップ、コーヒースタンドのように誰でも利用できる施設があることも大きい。来訪者には周囲の住宅街の古い雰囲気とは逆に若い子ども連れファミリーが目立ったが、そうした層にとっては気軽に利用できるコーヒースタンドが身近にできたのは嬉しいことだろう。

ご近所の主婦の方々が買い物に来ていた。近在にないものであれば注目されるはず
ご近所の主婦の方々が買い物に来ていた。近在にないものであれば注目されるはず

ショップには愛媛県内子町の食材などが置かれており、店が少ないこの辺りでは非常に目立つ。日常に必要な野菜、味噌・醤油などが置かれていれば主婦層、高齢者層にも気になるはず。これからの施設では幅広い年代が足を運んでみようか、店を覗いてみようかと思うようになる要素を入れることも大事と思ったものである。

健美家編集部(協力:中川寛子)

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