恵比寿駅から徒歩8分、築30年、5階建ての鉄筋コンクリート造の賃貸マンションがある。
ワンルームが31戸入るが、現在の所有者が購入した2018年時点で7戸が空室になっていた。それを1戸ずつニーズに応じたリノベーションを施し、さらには集客方法を変えることで、従来の家賃から2倍の家賃設定でも満室にできたという。
いったいどんなリノベーションを施し、どう入居者を募集したのか? 施工から入居者の募集、管理まで一貫して手掛けている「グッドルーム」が7月22日に開催したセミナーで、その秘訣を披露した。
2020年の緊急事態宣言中には半数が空室に!
空室を1戸ずつリノベーションしては埋めていった
現在この賃貸マンション「TOMOSマンスリー恵比寿」は満室だが、実は2020年の緊急事態宣言中は稼働率50%まで落ち込んでいた。グッドルームの担当者は次のように振り返る。
「現在のオーナーさまがこの物件を買われた直後、31戸中7戸が空室で、空室改善と収益化を当社に相談されました。そこでリノベーションを1戸ずつ行い、
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