働き方改革を踏まえて新たなニーズが賃貸住宅市場で注目を浴びている。入居者同士の交流を促す取り組みに重点を置き、ライフスタイルの新たな価値観に対応している取り組みを追った。
Co-Living(コリビング)と呼ばれる運営方法で、賃貸住宅にシェアハウス、サービスアパートメントなどの機能を織り交ぜながら展開するものだ。
入居の契約形態としては、身軽に1カ月単位からじっくり年単位までとフレキシブルに応じる。家具・家電が備え付けられ、身軽に引っ越しができる、身軽に活動拠点を変えられるスタイルが若年層から支持を集めている。欧米のミレニアル世代を中心に普及し始めている。
2016年創業でシンガポールに本社を置くHmlet (ハムレット)が香港やオーストラリアの3カ国で事業運営をする中で、2019年に日本にも進出して三菱地所と合弁でハムレット・ジャパンを立ち上げてコリビング事業を展開している。
今年5月中旬から新築「Hmlet門前仲町=写真」(総戸数19戸)の入居者募集を始めた。地上8階建て。地下鉄東西
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