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2030年の住生活と賃貸経営 ? 「新たな住生活基本計画」をどう読むか 「不動産投資家の建築知識014」

不動産投資全般/建築知識 ニュース

2022/01/13 配信

令和3年度も終わりに近づいたが、今年度これからの10年についての日本の住生活の姿がどうあるべきかまたそのために何を行っていくかを示す、「新たな住生活基本計画」が閣議決定されている。

これは国家としての「住まい」にかかわる諸制度、政策のありかたを示したものであり、住生活、住産業の次代がどちらへ舵を切るのかに大きな影響を与えるものが何であるかを知るためには重要な計画となる。

今回は、この計画の内容から今後特に大きな流れとなりそうなものをピックアップして解説したい。

(1920)健美家014_01_住宅

3つの視点と8つの目標
引き継がれた目標、新たに加わった目標

令和3年4月に示された「新たな住生活基本計画」はまず住生活にかかわる現状の課題を
・世帯の状況
・気候変動問題
・住宅ストック
・多様な住まい方、新しい住まい方
・新技術の活用、DXの進展等
・災害と住まい

の6つに定めるところから始まる。
これらは、近年新たなものとして浮上してきた課題と以前より長期にわたって解決すべきとされてきたものとが取り上げられている。
この課題に応答するのが三つの視点と8つの目標とされている。

健美家014_02_
3つの視点と8つの目標

①「社会環境の変化」の視点
目標1 新たな日常、DXの

...

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執筆:新堀 学(しんぼり まなぶ)

新堀 学

■ 主な経歴

建築家。1964年埼玉県生まれ。東京大学工学部建築学科卒業。安藤忠雄建築研究所所員を経て、1999年より新堀アトリエ一級建築士事務所主宰。独立後、リノベーションを中心として、設計のみならず建築の保存再生から地域文化活動へと広く携わり、建築の企画から利活用にわたり、技術と制度を活用した柔軟な提案を行っている。
一般社団法人HEAD研究会理事、一般社団法人住宅遺産トラスト理事。

■ 主な著書

  • 2002年:リノベーション・スタディーズ(lixil出版)共著
  • 2004年:コンバージョン設計マニュアル(エクスナレッジ出版)共著
  • 2005年:リノベーションの現場(彰国社)共著
  • 2016年:建築再生学(市ヶ谷出版)共著 ほか

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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