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賃貸住宅2025年仕様へ向けて - 環境志向が強まるスペックの動向「不動産投資家の建築知識016」

不動産投資全般/建築知識 ニュース

2022/03/10 配信

最近見た集合住宅新築事例では省エネルギー性能を強化し、また内装・設備においてもこれまでのローエンド、短期サイクルでの更新をベースにするものから、耐久性、長期使用に耐えるものを選択し交換サイクルを長めにする仕様への移行が起きている。

それはすなわち建築を長くつかい、そこから長く収入を受けるという、事業的な持続性の考え方なのだ。

2025年の建築と環境
2025年の建築と環境

2022年初頭のワンルーム新築事例から

ちょうど先日、関東地方で見た新築ワンルームの仕様がとても興味深いものであったので、今回はそこから紹介したい。

メジャーターミナル駅の隣駅から、徒歩7分というコストと利便のすり合わせられた条件、決して「xx映え」などのない「普通の」周囲住宅地の街並みからも突出しない外観は、既成のパネルながら「センス悪く感じさせない=マイナスを感じさせない」使い方だ。

20-30台女性をターゲットにするワンルームマンションという企画方針から、「目に見える」内装には一歩踏み込んだセンスを提示している。コーディネートを定評のあるインテリアプランナーに任せることで、やはりこのエリアの低めの平均像から一味違うメリハリのあるイメージを内装で提

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執筆:新堀 学(しんぼり まなぶ)

新堀 学

■ 主な経歴

建築家。1964年埼玉県生まれ。東京大学工学部建築学科卒業。安藤忠雄建築研究所所員を経て、1999年より新堀アトリエ一級建築士事務所主宰。独立後、リノベーションを中心として、設計のみならず建築の保存再生から地域文化活動へと広く携わり、建築の企画から利活用にわたり、技術と制度を活用した柔軟な提案を行っている。
一般社団法人HEAD研究会理事、一般社団法人住宅遺産トラスト理事。

■ 主な著書

  • 2002年:リノベーション・スタディーズ(lixil出版)共著
  • 2004年:コンバージョン設計マニュアル(エクスナレッジ出版)共著
  • 2005年:リノベーションの現場(彰国社)共著
  • 2016年:建築再生学(市ヶ谷出版)共著 ほか

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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