• 完全無料の健美家の売却査定で、できるだけ速く・高く売却

×

  • 収益物件掲載募集
  • 不動産投資セミナー掲載募集

スマートウェルネス住宅、居住支援法人とは ? 高齢化社会における不動産・住宅事業の新たな領域「建築知識の不動産投資ニュース032」

不動産投資全般/建築知識 ニュース

2023/07/13 配信

「スマートウェルネス住宅」というキーワードがこの数年使われ始め、国交省政策事業としてもそのワードが使われて具体的に行われつつある。

この考え方のもとになった「住宅セーフティネット制度」からは、もう一つ「居住支援法人」という存在が生まれている。高齢化する社会の中で今後多かれ少なかれ住宅事業者がかかわらざるを得ない、地域と福祉の未来について考えてみよう。

スマートウェルネス住宅
スマートウェルネス住宅

スマートウェルネス住宅の考え方
政策事業としての「スマートウェルネス住宅」は高齢者、障害者、子育て世帯等の多様な世帯が安心して健康に暮らすことができる住環境とされている。このワードによって先導される国交省の事業は、2060年の高齢化率40%という急速な高齢化を迎える日本社会において、長期化する高齢期の居住を質と量においてどのように支えるのかをテーマとしている。

進行する高齢化社会
進行する高齢化社会
高齢化社会の住宅すごろく
高齢化社会の住宅すごろく

この高齢化社会の住宅すごろくでは「なるべく在宅で人生を終える」という社会を目指すことが示されているが、現実にはこの新型コロナウイルス感染症の拡大に伴って住宅確保給付金の受給者は大幅に増加し、住まいの不安定化も同時に進んでいる。

...

この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。

健美家会員のメリット

  1. 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
  2. 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる

執筆:新堀 学(しんぼり まなぶ)

新堀 学

■ 主な経歴

建築家。1964年埼玉県生まれ。東京大学工学部建築学科卒業。安藤忠雄建築研究所所員を経て、1999年より新堀アトリエ一級建築士事務所主宰。独立後、リノベーションを中心として、設計のみならず建築の保存再生から地域文化活動へと広く携わり、建築の企画から利活用にわたり、技術と制度を活用した柔軟な提案を行っている。
一般社団法人HEAD研究会理事、一般社団法人住宅遺産トラスト理事。

■ 主な著書

  • 2002年:リノベーション・スタディーズ(lixil出版)共著
  • 2004年:コンバージョン設計マニュアル(エクスナレッジ出版)共著
  • 2005年:リノベーションの現場(彰国社)共著
  • 2016年:建築再生学(市ヶ谷出版)共著 ほか

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

アクセスランキング

  • 今日
  • 週間
  • 月間

不動産投資ニュースのライターさんを募集します。詳しくはこちら


ニュースリリースについて

編集部宛てのニュースリリースは、以下のメールアドレスで受け付けています。
press@kenbiya.com
※ 送付いただいたニュースリリースに関しては、取材や掲載を保証するものではございません。あらかじめご了承ください。

最新の不動産投資ニュース

ページの
トップへ