自宅として区分所有マンションを購入する際に常識だと思われていることが、一棟収益物件購入の際には当てはまらないことがある。自身も区分マンションに居住しながら、一棟物件を買い進めているサラリーマン投資家Aさんに話を聞いた。
「例えば、自宅マンションを購入する際に一番言われるのは、「マンションは管理で買え」ということです。」
これは、中古マンションを買うとき(新古マンションでも)には必ず言われる言葉である。居住用マンションの資産価値は、管理状態の良し悪しで決まるからだ。
「収益物件を管理するのは、その物件のオーナーです。管理状態についてはすべてオーナーの一存で、どのようにでも改善することができます。区分所有ではいくら一人の所有者が頑張っても、管理状態を改善することはできません。収益物件なら購入後に管理状態を改善し、資産価値を高めることも可能です。『共用部分が汚いからこの物件は止めておく』と言っているうちは収益物件は買えないと思います。」
また、ローンに対する考え方も180度違うという。
「自宅であれば、ローン
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