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川沿いの立地なら治水地形分類図で事前に水害を予測可

不動産投資全般/災害・防災 ニュース

2015/09/25 配信

関東・東北水害で鬼怒川が決壊、茨城県常総市は大きな被害を受けたが、この被害は事前に治水地形分類図を見ていれば予測できたかもしれないと東京新聞が伝えている。というのは、実際の浸水地域と治水地形分類図を重ね合わせてみると、浸水地域の大半は氾濫平野と後背湿地とほぼ一致しているのである。

治水地形分類図は治水対策を進めるため、国が直接管理している河川流域の平野部を対象に昭和51年度から53年度にかけて整備した地図で、縮尺は2万5000分の1。地図上には地形分類、地盤高線、整備当時の河川工作物等が盛り込まれており、全国で854面が整備されている。そのうち、関東エリアはほぼ網羅されていると言っても良い。

その治水地形分類図で川沿いを見ると、地形分類としてよくあるのが自然堤防、氾濫平野、後背湿地、旧河道など。このうち、自然堤防は川が作った高台で、比較的安全とされる。ところが、以前に川の水が氾濫し、泥などが堆積してできた氾濫平野は低く、水が溜まりやすい。その背後にある、後背湿地はそれ以上に危険で最も水が引きにくいとされる。

地形分類の例
川沿いの地形分類の例。久慈市のケース

旧河道はその名の通り、元々河川だったところで、人

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