公益財団法人全国防犯協会連合会(全防連)と一般財団法人ベターリビングが防犯に優れた賃貸集合住宅を認定・登録する「防犯優良賃貸集合住宅認定事業」を開始した。
賃貸ではない集合住宅についてはすでに平成20年から埼玉県、神奈川県、愛知県で防犯優良マンション認定事業が始まっており、また、東京都、大阪府等では独自の防犯に優れたマンションの認定事業が行われている。
これに遅れてスタートして賃貸集合住宅認定事業は住宅侵入のリスクが高いといわれがちな低層賃貸住宅を対象とした認定制度。ベターリビングのホームページによれば対象はおおむね4階建てまでの新築賃貸集合住宅となっている。
具体的には集合住宅を3類型に分類し、それぞれに独自の基準で審査を行うとしている。防犯性の高い賃貸住宅の提供を促進することで、安心安全な暮らしの実現に寄与していくのはもちろん、全体としては良質な住宅ストックの形成と活用支援を意図している。
認定に当たっては個々の住宅ごとに認定、登録を行う「個別認定」と、規格化された賃貸集合住宅では規格自体をあらかじめ認定する「シリーズ認定」の2種類があり、認定された住宅は所定ロゴマークを使用できるほか、全
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