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不動産投資より難しい?原油相場で儲ける! 世界情勢を見極め、相場を読めば投資チャンスあり!!

不動産投資全般/その他投資 ニュース

世界的なカネ余り(過剰流動性)が続いている。特に、ゼロ金利政策を続ける日本での資金調達コストが国際的に低いことはたしかだ。また、世界的には日本の不動産が割安であり、投資対象として魅力的であるとの見方は依然として強いが、今回は、不動産投資から離れてオイルマネーに着目してみる。

4月以降軟調だった原油価格は、直近はやや値を戻している。歴史的に原油高を背景にしたオイルマネーは、世界の動産・不動産に流入してきた。

オイルマネーとは産油国の経常黒字等を原資とした余剰資金で、この巨額の流動性が投資に振り向けられてきた。余剰資金とはいえ、国際収支統計を使って累積経常黒字額を国の貯蓄額として算出すると、その規模は数兆ドルに達すると推察されている。

オイルマネーは、主に世界の株式や債券のほか、世界中の不動産投資にも向かっていく。2008年に1バレル150ドルあたりまで高騰したときには、産油国の想定以上の原油高と、過去に積み上げた貯蓄の運用益などから、2兆ドル近い資金が投資先を探していたと言われる。

個々の案件をあぶり出すことは難しいが、「アブダビ投資庁が東京都心の一等地のビルに興味を示している」といったニュースはめずらしくなかった。

原油先物は小幅高、米中貿易戦争の影響を注視

そうした中で最近の原油相場を顧みると、2013年末に1バレル100ドルほどの高値を付けたあと、2016年ごろに30ドルほどまで下げて落ち着いていたが、その後は米中貿易戦争や中東情勢の悪化などを受けてじわじわと上昇基調を辿っている。

三菱UFJ銀行は直近6月のリポートの中で、原油価格の見通しについて、2019年は年平均約58ドル、2020年には60ドル台での推移を見込むとしている。

産油国や国際石油資本(メジャー)は、原油価格の値上がりによって懐が潤い、その余剰資金を他の投資先に振り向けるが、消費者にとって原油高は有り難くはない。ガソリン代が上がったり、生活必需品が値上がりするなど、生活苦になるだけとのイメージしか持てないのが実情であろう。

しかし、その原油相場の値動きを利用して利益を得る方法として、先物取引や原油価格に連動したETF(上場投資信託)がある。原油価格に連動したETFなら、価格の上昇を見込めば、安値で仕込んで売却益を狙うことができる。

また、難易度は上がるが、原油価格と逆の動きをするインバース型の商品であれば、原油価格の下落局面で利益を得ることができる。実際に2013年末の100ドル相場のときに、これから原油は下げに転じると踏んだ個人投資家が先物やETFで儲けたとの声もある。

ただ、原油相場を読むのは為替相場と同様、不動産投資以上に難しい。不動産投資では、経済情勢のほか、人口動態や地域環境、地価、賃料水準、その地域ごとの特性等をよく勉強し、リサーチを怠らなければある程度先を読むことはできる。

一方で原油・為替相場は、国内事情や経済のファンダメンタルズだけでは見通せない。政策変更や政府関係者を含めた要人の一言でマーケットが変わってしまう。

とりわけ為替は、口先介入により相場が劇的に動いてしまい、予想を外して後付けの理由でコメントする専門家も少なくないのが実態である。

足もとの原油相場の上昇は、米中貿易戦争や中東情勢など、需給両面からの世界経済の不透明感が主な要因となっている。安倍首相がイランを訪問しているさなかに日本船籍などのタンカーが攻撃を受けて原油価格が急騰。原油先物相場は6月26日には4週間ぶりの高値を付けて60ドルほどまで上っている。米国とイランの対立解消が込めないことが相場を引き上げている。

三菱UFJ銀行も、原油市場は需要と供給の両面で波乱材料を抱えていると指摘している。需要面では、世界経済の減速を挙げており、米中対立が苛烈化しての両国経済の失速を懸念している。世界の原油消費に占める割合が、米国で21%、中国で13%と二大消費大国の争いだけに、経済失速の影響は大きいとする。供給面では、ベネズエラとイランが米国の原油禁輸措置を受けていることで、相当な原油輸出の減少が想定されるが、OPECの協調体制と米国のシェールオイルで人為的な需給調整がされるとみている。ただし、米国とイランが武力衝突にするなど、中東情勢の局面次第では原油価格が振れやすくなるとしている。

これらのことから、経済の失速だけを見ると、原油需要の減退により価格が落ち込むことが考えられ、一方で中東情勢などの地政学リスクが高まることだけを見ると、供給不安から原油価格が上昇に向かってしまう。

原油相場の取引は、不動産投資ほどの安定度を求めるのは難しそうだが、世界情勢を見極めながらの投資となる醍醐味を味わいながら、儲けることができるかもしれない。

健美家編集部

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