千代田区にある日本武道館が大規模改修と東京五輪、パラリンピック実施のため、2019年9月から1年以上にわたって休館、一般利用を制限することになった。
日本武道館は1964年10月に東京オリンピックの柔道競技場として、靖国神社の隣接地である千代田区北の丸に開館したもの。以来、52年間にわたり、スポーツ競技はもちろん、コンサートやイベント会場として親しまれてきた。都心の会場としての知名度は有数だ。運営は公益財団法人日本武道館。
だが、さすがに築後52年が経ち、老朽化も目立つことから、耐震化工事、バリアフリー工事、施設の刷新を行うことになった。休館は2019年9月からで、東京五輪・パラリンピックの会場として使用した後、2020年9月末から一般利用の再開が予定されている。
ところで、日本武道館に限らず、近年は防災意識の高まりに加えて、映像・音響設備の刷新や照明のLED化、東京五輪対応などへの対応のためとして、大型ホールの大規模改修、耐震補強工事が相次いでいる。
また、2010年以降、厚生年金会館、青山劇場、五反田ゆうぽうと、日本青年館など閉館も相次
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