JR東日本は10月下旬、2021年春に予定しているダイヤ改正で、首都圏17線区の終電を繰り上げると発表した。対象となるのは山手線や中央線、京浜東北線など、東京駅を中心とした100㎞圏内を走る路線ばかり。首都圏の主要路線が一律で終電時刻を繰り上げるのは、1987年にJR東日本が発足してから、初めてのことだ。この令和の大改正は、人々の住まいやライフスタイル、不動産市場にどう影響するのだろうか。
線区によって繰り上げの幅はさまざま
近距離区間でインパクトが大きい
なお、終電の繰り上げにあたっては、混雑による三蜜に配慮し、一部区間では終電前に列車を増発。金曜日などは、必要に応じて終電前に臨時列車を運転するという。また、同じタイミングで京浜東北線・根岸線、中央線や総武線の各駅停車など5線区で初電の繰り上げも行われる。郊外から都心に向けた列車でも終電時刻の繰り上げは行われ、実施日や詳細は12月に発表する予定だ。
具体的に繰り上げ時間は、下図をご参考いただきたい。
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