今年で第6回目の開催となる「JPM “夢の賃貸住宅” 学生コンテスト」(公益財団法人日本賃貸住宅管理協会主催)の入賞者表彰式及び作品発表が11月15日、東京都港区の明治記念館で開催された。
今回のテーマは「賃貸住宅をもっと自由に」。賃貸住宅が持ち家に対して自由度が低いことに焦点をあて、最近人気のある、部屋を自分好みにカスタマイズしたい、DIYをしたいなど、自由な利用を望む声を意識したテーマ。エントリーは全部で210作品。当日は入賞した10作品の発表が行われた。
エントリーされた多くの作品には共通の傾向があった。デザイン傾向には「色、素材、日用品」が使われ、システムの傾向としては「シェア、ユニット、シェアリングエコノミー」が多く使用され提案された。
グランプリ作品は「柱・ぬりえ」。
広島県尾道市を地域に設定し、空き家の再利用を計画。空き家密集地を改修し、若者が住む街を作る。既存の建物はそのままに空き家どうしを鉄骨柱とスラブで囲い補強することで安心して使用が可能になる。そこに家単位ではなく柱単位で使用できるようにすることで、細かい貸し出しが可能になる。壁などの素材は自由。これからの暮らし方、住まい
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