不動産投資で物件選びと並んで成否を分けるポイントのひとつが管理会社選び。日本でも進んだサービスを提供する会社が集まり、これからの管理業界のあり方を考えるイベントが開かれた。その様子をご紹介しよう。
主催は建築にかかわる多様な専門家と学生が集まるHEAD研究会（Home＆Environment Advanced Design）の不動産マネジメントTF（Taskforce）。なにやら難しいが、建物を建てれば仕事になっていた時代ではない、どうすれば今後の仕事を生み出していけるかを専門家、学生が一緒になって研究している団体の、不動産マネジメントを専門とする部会が開いたということである。
■東京の不動産会社は恵まれた条件に胡坐？
登場したのは東京、甲府、愛媛で仕事をする不動産会社の4人。トップバッターで自己紹介をした日本エイジェントの乃万春樹さんは愛媛県松山市に10店舗を展開する四国ナンバーワンの管理会社の二代目。
昨年東京の中野にも店舗を出し、続いて新宿にも展開する予定というが、彼からすると、東京の不動産会社は「恵まれた環境に胡坐をかいている」ように
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