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26歳が経営、高齢者を対象にしたR65不動産が話題に

不動産投資全般/商品・サービス ニュース

2016/05/13 配信

山本氏
左が山本氏。右は千葉県山武市成東で、むすびの家というシニアハウスを経営する田中義章氏

高齢の入居者は敬遠したがるという風潮が続く中、65歳以上の仲介を専門にするR65不動産なる会社が登場した。経営するのは26歳の山本遼氏。

山本氏は愛媛県の大学を卒業後、地元の不動産会社に就職。入社2年目に会社が東京に支店を作ることになって上京。その後、入社4年目に独立、2015年5月にサイトとしてのR65不動産を立ち上げ、2016年4月には会社を設立。あえて高齢者対象と謳う不動産会社の登場が業界でも話題になっている。

■年齢を理由に部屋を借りられないことに疑問

設立のきっかけとなったのは入社3年目の春に担当した80歳の女性だったという。彼女が当時山本氏がいた不動産会社に相談に来た時はすでに5社目。断れ続けた後だったという。そこで山本氏が担当し、探すことになったが、これは本当に大変だったという。

「1カ月近く、他の不動産会社や大家さんに電話をかけまくって、ようやく見つけることができたのですが、その時に思いました。高齢だからというだけの理由で自分らしい生き方ができない、好きな場所に住めない、それは嫌だなと。もし、自

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