• 完全無料の健美家の売却査定で、できるだけ速く・高く売却

×

  • 収益物件掲載募集
  • 不動産投資セミナー掲載募集

【ルポ】ロケット技術を転用。冷暖房費大幅削減、結露対策にも

不動産投資全般/商品・サービス ニュース

2016/08/19 配信

暑い、寒い、うるさい、汚い、臭うなど住まいの様々な不満を一気に解消してくれる塗料がある。国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)がH-ⅡAロケットのために開発した断熱技術が転用された商品GAINAである。

一般に住宅の断熱は外壁と内壁の間に熱を遮断する層を作ることで行われており、ある程度の厚さがなければ効果がないとされる。厚みで熱を遮断しようというわけだ。

だが、GAINAの発想は全く違う。開発した日進産業の石子達次郎氏が塗る断熱材という着想を得たのは、当時作っていた物流の無人搬送の機械を納入した工場から断熱を頼まれたことから。機械と壁の間はわずか5㎜。だが、断熱材を入れるとすると75㎜は必要。従来の断熱材を使う方法では施工できないのだ。

石子氏
GAINAの効果について語る石子氏。様々な機能がある塗料なのだ

どうすれば良いか。悩んでいたところにひとつ、アイディアが浮かんだ。窓辺に置いた黒い紙は熱くなるが、白い紙はそれほど熱くはならない。そこで濃いグレーだった工場を真っ白く塗ることで室温を3度下げることに成功する。

だが、光を反射することで温度を下げるという方法は日が出ている時にしか使えない。そ

...

この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。

健美家会員のメリット

  1. 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
  2. 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

アクセスランキング

  • 今日
  • 週間
  • 月間

不動産投資ニュースのライターさんを募集します。詳しくはこちら


ニュースリリースについて

編集部宛てのニュースリリースは、以下のメールアドレスで受け付けています。
press@kenbiya.com
※ 送付いただいたニュースリリースに関しては、取材や掲載を保証するものではございません。あらかじめご了承ください。

最新の不動産投資ニュース

ページの
トップへ