大阪市の賃貸仲介/管理業の第一グループが、年内の期間限定で入居成約者を対象にヘリコプターで空の上、上空300mから物件を案内するサービスを開始した。同社によると日本初のサービスらしい。一度に搭乗できるのは1組2人までで、1日10組の限定で同社のスタッフも同乗、周辺地域や街の様子を案内してくれる。もちろん、飛行中には写真や動画の撮影も可能。入居者には良い記念になるだろう。
記事中には「時間があれば、大阪城やあべのハルカス、京セラドームなどの観光スポットを巡る」とあるが、ほとんどの人はそちらを希望するであろう。なにせ「入居成約者を対象」としているので物件案内よりも成約特典の観光の意味合いの方が強い。成約時にプレゼント進呈という例は他にもあるが、ここまでインパクトのあるプレゼントは少ない。PR効果としてはかなり高そうだ。
「(文字通り!)飛び道具な販売促進策に効果はあるか?」という点も気になるが、「周辺地域を俯瞰して街の様子を知る」ことにニーズがあるかどうかも気になる。上空から見ることで、平面の地図や画像だけではわかりくい車や人の流れ等がわかる。今回紹介したニュースは入居成約者対象であるが、不動
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