働く場が従来のオフィスに留まらなくなっている。それを受けてシェアオフィス、コワーキングオフィス市場が活気づいている。国内大手の三井不動産や東急不動産のように法人対象にシェアオフィスを展開する企業もあれば、個人も含めて対象とする海外組であるリージャス、鳴り物入りで登場したWeWork、その他地元資本の小規模な事業者まで入れれば、一体何社が参入していることになるのやら。
そのうちでも今後大きく伸びそうなのが住宅街の入り口にあるシェアオフィス、コワーキングオフィスである。リモートワークが増えるにつれ、自宅近くの仕事場が求められるためである。また、沿線によってはリタイア層が起業を考えて借りるケースも聞く。
さすがにどの沿線でもとまでは言えないものの、フリーランスやIT系で働く人が多い中央線や東急東横線、東急田園都市線沿線ではいくつか登場、満席になっている事業所も少なくない。
そんな中、小田急電鉄が地域での新しいライフスタイルを提案するとして、黒川駅前に複合施設ネスティングパーク黒川を開業した。企画はこうした賑わいの
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