不動産投資でローンを組むにあたっての金利には、大きく分けて、契約時の金利が維持される「固定金利」と、市場金利に合わせて水準が年2回見直される「変動金利」の2種類あります。
住宅ローンにも両タイプの金利があり、組んだことがある人にはおなじみだと思います。それぞれのメリットとデメリットをみていきましょう。
①固定金利タイプは期間中の金利が同じ
1:全期間が固定のタイプと、固定の期間を選べるタイプがある
固定金利はその名の通り、ある期間、金利が同じ水準のまま「固定」された金利があります。
大きく分けて、ローンを組んでいる全期間を通じて金利が固定されるタイプと、一定の期間を選んで金利を固定にできるタイプの2つがあります。
前者ではたとえば、返済期間35年のローンで全期間を固定金利とすれば、返済が終わるまで35年間、ずっと同じ金利が維持されるということです。
後者は、返済当初の何年間かは固定金利とし、その期間が終了後、あとで紹介する変動金利などに移行するタイプです。
あるメガバンクのアパートローンをみると、固定の期間を選べるタイプは、「2年」「3年」「5年」「10年」「15年」「20年」のいずれかから選べるよう
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