今回は、物件を買うときにどんな費用がかかるのかみてみたいと思います。以下のような費用がかかってきますが、合計でおおむね物件価格の6~10%かかることが多いようです。
①仲介手数料
不動産仲介業者を通じて物件を買った場合には、業者に仲介手数料を支払わなければなりません。仲介手数料の上限は、以下のように決まっています。
仲介手数料は、物件価格のうち「200万円以下の部分」「200万円を超え400万円以下の部分」「400万円を超えた部分」に分けて計算しなければなりません。
たとえば2000万円の物件を買った場合、
①「200万円×5%=10万円」
②「(400万円ー200万円)×4%=8万円」
③「(2000万円ー400万円)×3%=48万円」
とそれぞれ計算し、①+②+③=66万円と算出します。これに消費税10%分を上乗せした72.6万円が、仲介手数料の上限となります。
もっとも、400万円を超える物件の仲介手数料は、簡単に「物件価格×3%+6万円+消費税」という数式で簡単に導き出せます。
上の例ですと、「2000万円×3%+6万円+消費税10%」で72.6万円と計算
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