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不動産投資の失敗は、共食い大家、情報くれくれ大家、架空請求…。初心者ほど要注意!「白ゆり大家の会」代表に聞いた不動産投資裏事情。

不動産投資全般/専門家インタビュー ニュース

2021/07/23 配信

建築・不動産業界に携わって33年。不動産会社アトリエハウス代表の福丸利津子さんは「悩んでいる女性大家さんの力になりたい」との思いから「白ゆり大家の会」を2016年に立ち上げた。

のべ200名ほどの大家さんと学びを深めてきた。どんなトラブルや相談があったのか? 不動産投資や賃貸経営を行う上で、注意するべきポイントを取材した。

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白ゆり大家の会」勉強会の様子。年に5回程度勉強会を開催。コロナ禍ではリモート講義が中心だが、誰でも受講でき、男性が受講できる回もある

退去があって初めてリフォーム費用を
架空請求されていたことに気づいた!

短大卒業後、保育士として働いていたこともある福丸さん。「手に職をつけ、実力で評価される仕事がしたかった」と建築業界に入り、CADオペレーターから宅建を取得、賃貸の営業マンとなる。2014年に独立してから、女性の大家さんから相談を受けることが増え、最初は7〜8人の女性大家さんと勉強会を始めた。

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外部から講師を招いて講座を行う様子

「いろんな大家さんがいましたね。不動産を購入するたびに法人を新設して、法人ごとに別の金融機関から融資を受ける『一法人スキーム』が流行った際には、それをやっている人が来まして、参加を断ったこともあります」

素人や大家仲間を騙す『共食い大家』や、無料で有益な情報を引き出そうとする『情報くれくれ大家さん』もたくさん目にしたそうだ。さらには、次のようなトラブルも見聞きした。

「家賃が3ケ月遅れているから管理会社を変えたいとの相談がありました。調べてみると滞納は5ケ月。それも管理会社が使いこんでいたことが判明しました。これまで修繕費として請求されていた複数のリフォームがされていなかったことも分かりました。架空請求に応じていたのです」

亡くなった旦那さんから物件を引き継いだ新米大家さんだったこともあり、そこにつけこまれたのかもしれない。

「私は建築・不動産の業界で33年、さまざまな現場を経験してきました。関西の人間ということもあって、悪いことをしている人見つけたら、黙っていられません」

やってもいないリフォーム費の架空請求は、業界用語で「天ぷら」と呼ばれるそうで、珍しいことではないそうだ。

「特に素人や投資初心者の人は要注意です。架空請求は、物件を見れば一目瞭然で防げるもの。営業マンがウソをついているのか、入居者がウソをついているのか、調べれば分かります」

築2年の物件で、オートロック故障
交渉の末、保証期間を延長

ほかにも築2年の物件で、オートロックが故障する事態が発生したケースがあった。修理したものの、その数年後、また故障した。大家さんから相談を受けた福丸さんがメーカーに電話で問い詰め、修理や対応を求めたケースもあった。

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不動産会社アトリエハウス代表の福丸利律子さん。ブログ「女性のための 売りたい 買いたい 住まいの安心相談」で日々の活動について綴っている

福丸さん自身は築古戸建投資を経験。
投資で儲けるよりも、本業に勤しみたい

福丸さん自身の投資経験についても聞いた。

「古家を買ってリフォームして貸す、築古不動産投資は何軒か経験しました。購入した隣の家も相続で困っていて、買ってほしいといわれて、購入したこともあります」

今年で還暦を迎える福丸さん。自身の不動産投資は、上記の程度で十分だと感じている。それよりも本業の不動産業で、困った人を助けることに勤しむ考えだ。

最後に数多くの大家さんを見てきた経験から、不動産投資や賃貸経営を行ううえで注意すべきことを聞いた。

「不動産業界や建築業界では、人を騙す人もいるので自分の知識をとことん高めてほしい。地位や名誉が奪われても苦労して身に付けた知識は奪われません」

とはいえ、勉強しすぎて頭でっかちになってもいけない。いろいろ学びすぎて、動けなくなることもある。

「所有者によって物件は変わります。自分の物件のファンを作っていくつもりで、入居者目線で物件を見てほしい。買う時は現場100回、お客さん目線で見るくらいのつもりで慎重に」

学んでいる過程で、間違ったことを学ぶこともある。それも大事な学びだと福丸さんは教えてくれた。

健美家編集部(協力:高橋洋子)

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