日経平均は11月24日、29年半ぶり高値水準に
ワクチン開発、米新政権への期待が背景
最近、日米で株価が記録的な値をつけることが多くなっている。日経平均株価は11月24日、17日につけたバブル後の最高値を更新。翌25日には2日連続で最高値を更新した。米国でも24日、ダウ工業株30種平均が史上初めて3万ドルの大台を突破。日米の株高の背景には、新型コロナウイルスのワクチン開発に対する期待が高まったことや、米国での新政権移行をめぐる不透明感が薄れてきたことなどがある。気になるのは、不動産市場にどんな影響が出てくるかだ。
11月24日の東京株式市場の日経平均株価は4営業日ぶりに反発した。終値は前週末比638円22銭高の2万6165円59銭だった。
1991年5月10日の2万6274円以来、29年半ぶりの高値水準で、バブル経済が崩壊した後の最高値を更新した。また、上昇幅は、今年6月16日の1051円以来となる大きさだった。
さらに11月25日には、前日比131円27銭高の2万6296円86銭で取引を終了。連日でバブル崩壊後の最高値を更新した。
株価急騰の理由の一つは、新型コロナのワクチン開発と
...この記事は会員限定です。
会員登録(無料)すると続きをお読みいただけます。
健美家会員のメリット
- 会員限定物件や非公開物件情報が見れる
- 最新のコラムニュース情報がメールで受け取れる