新型コロナウイルス感染拡大が止まらない。
このコロナ禍で政府は、社会生活の中でソーシャルディスタンスを求め、企業には7~8割の出社に抑えてテレワークを活用することを訴えている。テレワークが昨年から大きく集めていることで住居の選び方にも変化が見られる。
これまでは会社に近い東京23区に居住地を求めていたが、在宅勤務が増えたことで東京より家賃が安く広い住居に移る人も出てきた。東京の都心に本社のある20代の男性は、「週に1~2度会社に行くことがある程度なので、同棲中の彼女と話をして家賃が安くて一部屋多い千葉に引っ越した」という。このような持ち家ではない若者は身が軽い。
テレワーク環境で住まいを選ぶ
コロナ禍では、住む場所だけでなく住み心地がこれまで以上に注目されるようになった。在宅時間が長くなっていることから快適な住空間が重視されるのは当然だろう。
不動産情報サービスのアットホームでは、「不動産のプロが選ぶ!『テレワークにおすすめの住まいの条件』」ランキングを発表しているが、それを見ると、シングル向けでは『インターネット接続環境』が70.8%で一番となっている。2番目が『テレワークスペースを確保できる
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