個人の不動産投資家の中には、投資リテラシーが不足している人はまだまだ多い。特に投資初心にその傾向は強い。不動産事業者から電話営業などで投資マンションなどのリスクを余り意識しないまま購入している人もよく見受ける。
個々の投資家はさまざま。資産の状況であったり、ライフプランであったり。それによってワンルームを買うのがいいのか、1棟マンションを買うのがいいのか。そもそも買わないのがいいのか。これは個々でそれぞれ違うはず。そうしたことを考えずに単になんとなく儲かるとか、不労所得になるとかで買わされている。そんな投資初心者がいきなり実物物件を購入するのにも勇気がいる。
そんな中、個人が投資しやすい不動産の小口化商品が相次いでいる。投資初心者にとどまらず、不動産価格の高騰で実物不動産に投資しづらくなった個人マネーもそこに向かう。オフィスビルやマンションを区分ごとに販売したり、古民家や空き家の再生・収益化に向けてクラウドファンディングで小口投資を募る。
このような不動産投資スタイルを提案する動きは活発になっている。クラウンドファンディングで1万円や10万円などの少額で不動産投資が可能なプラットフォームが増
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