個人向け投資不動産販売ビジネスが大きな転換時期を迎える今、大きな注目を集めている不動産ファンド投資である。
不動産を対象としたファンド投資には様々なタイプがあるが、個人投資家にすすめることができるものとして、
@J-REIT(上場不動産投資信託)
A不動産を担保とした貸付事業(ソーシャルレンディング)
B不動産特定共同事業法に基づく私募ファンド
の3つが挙げられる。
これら3つの不動産ファンド投資のうち、まずは最も身近な「J-REIT」仕組みと特徴を押さえよう。
そもそもREIT(リート)とは?
REITは、「投資信託及び投資法人に関する法律」に基づいて運用される不動産小口化商品である。
REITは、「投資法人」と呼ばれる不動産投資を専業で行う法人が、投資家から集めた資金で不動産への投資を行い、そこから得られる賃貸料収入や不動産売却収入等を投資家に分配する仕組みである。REITは「不動産投資信託」と呼ばれることもある。
東京証券取引所(東証)に上場しているREITは「J-REIT」と呼ばれ、2020年1月末現在で62銘柄が上場している。
なお、上場していない「私募REIT」と呼ばれるREITも存在する。私募
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