物件購入を決意すると買付けを入れることになるが、通常、サラリーマン大家さんが入れる買付けは「融資特約付き」の買付けとなる。即ち、「金融機関の融資が付けば買いますよ」という買付けである。ただ、「融資特約付き」の買付けで1番手となっても、「融資特約なし」の買付け=キャッシュ買い が入ればそちらが優先されることも多い。
また、競合相手が「融資特約付き」の買付けであっても、そちらの融資承認が早ければ順位が飛ばされてしまうこともある。従って、1番手の買付けであっても全く安心できるわけではなく、速やかに融資の承認を得なければいけない。
そこで、融資を速やかに受けるため、金融機関に提出する書類(銀行セット)について、一般的に必要とされるものについてまとめてみた。
銀行セットには、自分で用意するものと不動産業者に用意してもらうものがある。自分で用意するものは、
1 過去3年分の所得税確定申告書又は源泉徴収票
配偶者と収入合算する場合は配偶者の分も必要となる
2 預金通帳のコピー
金融資産がどれくらいあるかは非常に重要。出したくない口座があれば別に出さなくても構わないが、現在返済しているローン返済口座の分は必ず提出し
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