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「担保評価を伸ばすために不可欠な情報について」銀行の建物評価1【不動産融資攻略シリーズ】

不動産融資/融資戦略 ニュース

2022/02/19 配信

2021年の初めにウッドショックが騒がれ始めてから、2022年現在に至るまで様々な建築資材が値上げされている。もはや以前の価格水準では建築できない状況にあり、総体的に不動産の価格も上昇している状況である。

しかし、銀行の建物評価については大きく変わっていないのが実情であろう。

今回は銀行の建物評価にスポットを当てて、解説を進めていきたいと思う。

ローン

1. 銀行はどのように建物評価をしているか

まず知っておくべきことは銀行の建物に対する積算評価の方法である。一部の銀行では「収益還元評価」を採用している場合もあるが、いまでも主流は「積算評価」による評価であろう。

担保評価について
担保評価について

積算評価の場合、基本的には以下の計算式で建物を評価する。

【登記簿面積 × 新築単価 ×(残存耐用年数/耐用年数)】

築11年、200㎡の木造アパートを新築単価120,000円/㎡の基準を持つ銀行が評価した場合

【200㎡ × 120,000円 ×(11/22)=12,000,000円】

という評価となる。

まずこの計算式が「建物の積算評価」として銀行が行う評価方法の基本と言えるであろう。

2. 積算評価で注意すべき点は何か

基本的には上記の

...

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執筆:半沢大家(はんざわおおや)

Twitter:半沢大家 @UCD04111

■ 主な経歴

元銀行員、現資産運用アドバイザーとして勤務する兼業大家。
2018年に1棟目のアパートを購入して以降、出身エリアを中心に物件購入を継続。現在は木造新築アパート5棟、木造新築戸建1棟、中古物件3棟の計79室を保有。
「銀行員の知見を活かした融資活用」と「土地からの新築アパート企画」を得意とし、現在も新規物件購入に向けて活動すると共に、銀行融資の仕組みについて定期的に情報発信を行っている。

■ 主な著書

※ 記事の内容は執筆時点での情報を基にしています。投資等のご判断は各個人の責任でお願いします。

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