住宅金融支援機構(東京都文京区)が公表した民間金融機関が提供する「フラット35」の2015年2月の適用金利が史上最低水準を更新した。
融資率9割以下、返済期間が21年以上35年以下の金利は1.37%から2.09%となっており、最頻金利は1.37%。これは対前月比で0.10%下がっており、7カ月連続の下降。これにより最低金利、最頻金利、最高金利とも史上最低水準を更新することになった。
また、返済期間が20年以下については1.10%から1.92%で、こちらの最頻金利は最低金利と同じ1.10%で4カ月連続の下降。こちらも最低水準を更新した。
2014年9月に公表された2014年度民間住宅ローン利用者の実態調査によると住宅ローン利用者にとっては金利の低さが最大の関心事となっており、近年は低利の変動型を選ぶ人が全体の4割ほどを占め、調査の度に増加する傾向にある。
ただ、返済の安全度ではフラット35のような固定金利型と言われており、今回の適用金利が2月時点で0.8%~1%前後が多い変動金利にかなり近づいたことを考えると、それなら購入しようかと思う人が増える可能性も。
まして、時期は年度末近く。例年、新年度入
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