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移住先で人気、リニア開業で東京まで30分の「山梨」。移住支援金・サテライトオフィス補助金で移住支援。甲府駅前は再整備中

政策(不動産投資関連)/助成金・補助金 ニュース

2021/10/31 配信

東京圏からの移住先として、コロナ前から安定した人気を誇る山梨であるが、更なる移住支援の取組みとして、国の地方創生事業を利用して補助金支給制度を充実させている。

さらに、甲府駅前周辺地域は、大規模な再整備計画が始まったばかりで、今後の山梨、甲府に目が離せない。

甲府駅前南口
甲府駅前南口

東京圏からの移住先として人気のある山梨

認定NPO法人ふるさと回帰支援センターがおこなったアンケートによると、東京圏からの移住希望先として山梨県の人気は高く、過去5年で常に5位以内に入っている。令和2年は2位であった。

新宿駅から山梨県の中心街甲府駅までは、在来線で2時間半というアクセスであり、リニア新幹線が開通すれば東京駅まで30分となる。

甲府市内には、御岳昇仙峡や甲斐善光寺などの観光スポットがあり、自然豊かでありながら歴史的な風情も味わえる街である。文豪・太宰治は甲府に居を構え、「綺麗に文化のしみとおっている街」と評した。

生活の利便性も高く、都心へのアクセスが良いことから、都心へ通勤する人、フリーランスやリモートワーカーなど、東京圏から移住・ニ拠点居住する人は多い。農業や飲食業も盛んであり、開業目的で移住する人にも人気である。

山梨県の移住支援の取組み。補助金支給制度も充実

山梨県では、移住支援の取組みとして、移住・定住総合ポータルサイトなどで移住支援に関する情報を発信しているほか、東京・有楽町のふるさと回帰支援センター内に「やまなし暮らし支援センター」を設け、大阪・梅田にも「山梨県大阪事務所」を設けて移住したい人の相談に乗っている。定期的にオンライン相談会や移住に向けたセミナーも開催している。

出典:山梨県「やまなし暮らし支援センター」
出典:山梨県「やまなし暮らし支援センター」

山梨県は移住支援の補助金支給にも力を入れている。内閣府の地方創生移住支援事業にも参加しており、移住・就職で最大100万円、移住して起業すれば最大300万円が支給される。

移住支援金の支給には、移住元と移住先で細かい要件がある。移住元は、東京23区もしくは埼玉・千葉・東京都・神奈川のうちの条件不利地域以外に、直近10年間のうち5年以上居住していたことが必要だ。

移住後は、山梨県の移住支援・就業マッチングサイトから支援金対象求人に応募して採用されたことなどが条件となる。令和3年からは、本人の意思によるテレワーク移住も対象となっている。移住先の市町村によって、年齢制限などもある。

出典:山梨県「やまなし暮らし支援センター」
出典:山梨県「やまなし暮らし支援センター」

そのほか、ニ拠点居住の支援に力を入れている山梨県独自の補助金制度として、「山梨県サテライトオフィス等お試し体験事業費補助金」なども設けられている。県外から山梨県への企業移転を検討している法人に対し、従業員のテレワーク体験費や交通費の実費を補助する。2名・30日以上の長期滞在では最大100万円が支給される。

今後、このような補助金制度を利用して、山梨県への移住・ニ拠点居住がますます促進される可能性があるだろう。

甲府駅周辺では大規模な再整備計画が進行中

さらに、甲府駅周辺では、大規模な再整備計画が進行中だ。山梨県と甲府市は、平成22年から、「風格ある歴史景観と都市景観が調和した居心地が良い、賑わいのある空間づくり」をコンセプトとして、再整備計画を策定・実行してきた。

計画によると、甲府駅南口周辺地域を、歴史・文化の交流拠点である甲府城の近辺を、歴史と文化へのアプローチゾーン、歴史・文化の香る住居・業務複合ゾーン、賑わいの商業ゾーンに区分けし、さらにその周辺を、潤いの住居・業務複合ゾーン、風格と賑わいの都市ゾーンとし、甲府駅前はおもてなし駅前ゾーンとして、6つのゾーンに分け、景観形成を誘導する。

出典:山梨県・甲府市
出典:山梨県・甲府市

この中でも、特に、貴重な歴史・文化資源であり、甲府のシンボルである甲府城を保全・活用し、城と街、街と人とをつなげる取組みとして、「甲府城周辺地域活性化基本計画」が策定され、甲府城近接エリアの再整備が平成28年から始まった。

甲府城南側公園入口遊亀橋前の敷地
甲府城南側公園入口遊亀橋前の敷地

甲府城を中心とし、武田の時代から江戸・近代を感じることができる周辺の観光施設や飲食店などを回遊できるルートを想定して、甲府城のある舞鶴城公園エリアを拡張させる。

甲府城南側の公園入口にある遊亀橋の敷地には、小江戸甲府の賑わいを今に伝えるような歴史・文化施設を整備する計画だ。現状、このエリアが整地されており、再整備は始まったばかりであるが、甲府城近接エリアの再整備は令和5年には完了予定だ。今後の甲府駅南口の再整備に注目したい。

取材・文 佐藤永一郎

取材・文:佐藤永一郎(さとうえいいちろう)

FP不動産投資よろず相談所

■ 主な経歴

筑波大学大学院修了。2級FP技能士。
会計事務所で約10年、中小企業、不動産オーナーの節税コンサルティングや融資サポートなどに携わる。 スタートアップのCFO、監査役などを経て、築古戸建ての不動産投資家として独立。
不動産投資のコンサルオフィス「FP不動産投資よろず相談所」を運営。不動産投資や税金をテーマとした執筆活動もおこなう。

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